- ホーム
- サービス案内
むち打ち
むち打ちとは
交通事故等による強い衝撃が加わることで、首から頭にムチがしなるような動きによって起こる、首まわりの筋肉・靭帯・神経・関節・骨・血管・椎間板などの損傷です。
人間の頭は体重の約10%あるとされていてその重みを支えているのが首です。その支えている首が衝撃によりムチの様な動きによって想像以上の負担がかかってしまいます。たとえ、大したことがないと思っていても後から症状が出現したりするケースもあります。
そして、直後にきちんと治療されてなければ5年後、10年後も症状が続く場合がございます。
むち打ち症状の種類
捻挫
筋肉や靭帯や軟部組織の損傷でむち打ちの中で一番頻度が高いものです。
首の可動制限や動かした際の痛みが主な症状です。
神経症
脊髄からでる末梢神経が強い衝撃により圧迫されたり損傷するものです。
捻挫の症状に加えて知覚障害・放散痛・異常反射・筋力低下・シビレ・重さ・だるさなどが主な症状です。
自律神経症
自律神経症状や脳幹症状が起こるもので吐き気・めまい・耳鳴り・頭痛・視力や聴力の低下などが主な症状です。
脊髄症
異常反射・病的反射などの脊髄症状がおこるものです。
シビレ・異常な歩行・細かい動きができない・筋力低下・感覚障害・利尿障害などが主な症状です。
むち打ち症状の施術法
脊髄症や自律神経症状や重度の神経症などは専門医などにご相談した方がよいです。
捻挫・軽度の神経症などは当院でも施術可能です。
当接骨院(整骨院)でのむち打ち症状の施術の流れ
【1】初期症状の確認
<炎症・主症状の確認>
熱感があるのか、炎症症状があるのかや、
どの角度まで動き、どの動きでどこがどの程度痛いのかなど検査を行います。
この検査により、炎症症状や、損傷個所・痛みや可動制限の原因となるものを特定します。
症状の確認後、冷やすのか、温めるのかといった
首に対するアプローチをどの程度行うのか決定していきます。
【2】検証
一つ一つの施術に対して、再度検査にて、その方の身体の反応をみて、効果的であったかどうか検証を行います。
そして、今後の施術計画を立てます。
【3】施術方針を決める
原因となるものが判明したら、一つ一つ施術方針を検証していきます。
・関節のズレが原因ではないか→矯正(ボキボキではない方法もあります。)
・筋肉が原因ではないか→特定の筋肉のほぐし
・靭帯や軟部組織が原因ではないか→固定やテーピングなどで保存療法
など、症状に対してどのような施術でアプローチしていくのか方針を決めます。
むち打ちでは日によって症状が変化することがありますので
症状が変化するたびに検査と検証を行い早期に症状の回復を図っていきます。
【4】運動療法
症状が軽減していれば、ストレッチなどの運動療法も加えていきます。
姿勢改善などその方のその症状にあったプランのご提案や、
自宅でしていただけるものを指導いたします。
ご自宅でのケア方法
首に温かい感じがする場合・赤くなっているような場合
炎症症状の可能性がありますので冷やしてください。
逆にお風呂にゆっくり浸かるなどは筋肉がほぐれたり血流が良くなったりして
良い感じはするのですが炎症症状が増す可能性がありますので、3日から5日後に炎症症状がおさまって行った方が効果的です。
上記内容は一例ではございますので、
ご不安であれば、当院にお気軽にご相談ください。
また、炎症症状がない方の場合は、ストレッチ、もしくは体操等の、運動療法等のご提案をさせていただきます。
どういった運動療法がいいのかや、やり方などについては、人によって違いますので、
当院にてお客様にあった自宅での運動療法等をご指導させていただきますので、ご相談ください。